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車寅次郎(寅さん)のプロフィールと生い立ち-男はつらいよシリーズの登場人物紹介

2019年8月1日

この記事では、映画「男はつらいよ」に登場する主人公・車寅次郎という人物について紹介していこうと思います。

車寅次郎とは、どんな人物で、どのような人生を歩んできたのか?

映画の中だけの寅次郎ではなく、映画に登場する以前の車寅次郎についての生い立ちもまとめてみました。

細かいところまで調べてみると、いろいろつじつまが合わない箇所(公開年と寅さんの年齢、他の登場人物との関係性や設定など)が多く見受けられますが、映画の中でのセリフや、設定、今まで出版された寅さん関連の書籍などから車寅次郎のプロフィール、家族構成、生い立ち(おおまかな経歴)などをまとめてみたので、ご覧いただければと思います。

<参考文献>

映画に登場する以前の寅次郎についての生い立ちが、事細かく記されている貴重な一冊。

NHKで放送された「少年寅次郎」は、この本を元に製作されたドラマです。

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車寅次郎(寅さん)の自己紹介とプロフィール

  • 名前:車寅次郎(くるまとらじろう)
  • 生年月日:1936年2月26日
  • 血液型:不明
  • 職業:香具師(テキ屋)
  • 好きな食べ物:お芋の煮っころがし、がんもどき、おから
  • 嫌いな食べ物:ウナギ、天ぷら
  • 苦手なもの:新幹線、飛行機、インテリ、注射

車寅次郎の名前

寅次郎という名前の名付け親は、題経寺の御前様です。

山田洋次の小説「悪童(ワルガキ) 寅次郎の告白」によれば、母親・光子(さくらの母親)が、とらやの軒先に置きっぱなしにされた寅次郎を抱えて、御前様に報告をしに行ったところ、御前様が「寅次郎」と命名してくれたとされています。

車寅次郎の生年月日

生年月日については、2つの説があります。

小説「悪童(ワルガキ)」では、二二六事件が起きた1936年2月26日(昭和11年2月26日)、映画「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(第26作)」では、本人が入学願書の履歴書に書いた1940年11月29日(昭和15年11月29日)となっています。

車寅次郎の生年月日

しかし、後者の生年月日だと、第2作で38歳という設定に大きなズレが生じてしまうので、おそらく1936年2月26日(昭和11年2月26日)という生年月日が濃厚であると判断しました。

後者の生年月日は、少しでも若い年齢に書いておけば定時制に合格するかもしれないと、寅次郎自身がサバを読んで提出したのではないかと想像します。

ちなみに、正確に言うと1936年2月26日は誕生日ではなく、寅次郎が「とらや」に連れてこられた日になります。

車寅次郎の血液型

映画の中で全く語られていないので、血液型については不明。

ただ、車寅次郎を演じる渥美清がB型であるため、B型の人間が演じた車寅次郎はそのままB型の人間であると言ってしまっても、何ら違和感はないと思います。

車寅次郎の職業

寅次郎の職業は、香具師(テキ屋)。

香具師(テキ屋)とは、盛り場・縁日など人出の多い所に店を出し、いかがわしい品物などを売る商人のこと。

寅次郎は、15歳で家出をしてから政吉親分に香具師としての素質を買われてテキ屋稼業に足を踏み入れたと、小説「悪童(ワルガキ)」の中で記されています。

ちなみに、この政吉という人物は小説の中だけでなく、映画の中でも二人登場しています。

第5作「望郷篇」で、死に間際に寅次郎に会いたいと懇願してきた政吉親分と、第39作で登場する秀吉の親・佐藤政吉(実際には登場しない)です。

しかし、この3人を同一人物にしてしまうには、あまりにもかみ合わない部分が多すぎるので、全く別人物と捉えたほうがいいでしょう。

こういったちょっとした矛盾が、男はつらいよシリーズではたびたび出てきます。

まあ、作った当初は48作も続く長編シリーズになるとは予想もしなかったでしょうから、多少の設定ミスが出てくるのも仕方のないことかもしれません。

そして寅次郎は、啖呵売(たんかばい)を得意とし、口上は1から8までの数字が続いていく形で構成されているようです。

1・物の始まりが一ならば島の始まりが淡路島。泥棒の始まりが石川の五右衛門なら、博打打ちの始まりは熊坂の長範

2・兄さん寄ってらっしゃいは吉原のカブ。仁吉が通る東海道、日光結構東照宮、憎まれ小僧世にはばかる。仁木の弾正、お芝居の上での憎まれ役。憎まれ小僧が出来ちゃいけねぇってんで、教育資料の一端としてお売りいたしましょう。

3・産で死んだが三島のお仙、お仙ばかりが女ごじゃないよ。昔、京都は極楽寺坂の門前でかの有名な小野小町が三日三晩飲まず食わずで野たれ死んだのが三十三。とかく三という数字はあやが悪い。三三六歩で引け目が無いよと。

・・・

寅次郎の名は、テキ屋の仲間内では日本全国に知れ渡っており、かなりの人脈を持っていたようです。

それは、タコ社長の娘・あけみ(美保純)や、甥の満男が失踪した時に、すぐに探し出してしまうあたりからも、全国に相当のネットワーク網を持っていることがうかがえます。

車寅次郎の好きな食べ物

寅次郎は和食を好み、特におばちゃんが作った「お芋の煮っころがし」「がんもどき」が大好物。

おからが好きだというのは17作の時に判明します。

あとは、ラーメンやあんぱんなどを食べるシーンも作品の中で多く登場しているので、それらも好きな食べ物と言えるでしょう。

車寅次郎の嫌いな食べ物

寅次郎の嫌いな食べ物は、「うなぎ」「天ぷら」。

うなぎは第19作で、天ぷらは第5作で本人の口から嫌いであると言っています。

車寅次郎の苦手なもの

乗り物は、基本的に空を飛ぶもの、揺れの激しいもの、スピードのあるものは、全般的に好まないようです。

第25作では、飛行機嫌いということが露骨に表現されており、第31作では佐渡島に渡る船に乗って船酔いを起しています。(寅次郎の船酔いの酷さは、TV版の時にも表現されている)

インテリ風の男も嫌いで、第2作「続・男はつらいよ」に登場する医師、第10作「寅次郎夢枕」の岡倉先生に対して、「さしずめインテリだな」と、小馬鹿にした言葉を使ってしまうことがよくあります。

注射も苦手で、第40作では「注射打たれるくらいだったらその場で死んだほうがいいと思います」と、本人の口から語っています。

車寅次郎(寅さん)の家族構成と車家の家系図

車寅次郎と車家の家系図

画像元:https://www.tora-san.jp/cast/

寅次郎は、遊び人だった車平造と、当時柴又の売れっ子芸者だったお菊(ミヤコ蝶々)との間の子として生を受けます。

平造はすでに光子(さくらの母親)と結婚していたため、寅次郎は不倫の関係から生まれた子だったということです。

第1作「男はつらいよ」では、実の親父に「おまえはへべれけの時つくった子供だから生まれつきバカだ。」と言われたことを語っており、「真面目にやってもらいたかったよ、オレは!」と、さくらの見合いで酔った寅次郎が愚痴をこぼすシーンがあります。

お菊は京都で身売りをするために、寒い冬の真夜中に産まれたばかりの寅次郎を”とらや”の軒先に置いて出て行ってしまいます。

第14作「寅次郎子守唄」では、御前様がその時のことを思い出し、「寅が捨て子同然に、この家に貰われてきた時もこうだったでしょう」と語るシーンなどもあります。

妹のさくらは、寅次郎とは異母兄妹に当たり、寅次郎は家出をする15歳までさくらの母親・光子に大切に育てられたことが、小説「悪童(ワルガキ)」の中で語られています。

ちなみに、寅次郎は三人兄弟の次男であり、昭一郎という兄がいます。

しかし、昭一郎は、発疹チフスという伝染病にかかり、東京大空襲があった年に亡くなっています。

そして第1作では、そんな車家全員の貴重な家族写真が映し出されるシーンもあります。

車寅次郎と車家の家系図

ちなみに、寅次郎のおいちゃん(竜造)と、おばちゃん(つね)は、病にかかった光子の面倒を看るために”とらや”に移り住むようになり、光子の死後に寅次郎とさくらの面倒をみるようになったと、小説「悪童(ワルガキ)」の中で記されています。

車寅次郎(寅さん)の性格や人柄

自他共に認めるヤクザな男、短気な性格で口が悪く、自分に都合が悪くなるとすぐ手が出てしまう少し乱暴者。

しかし、人を騙したり、傷をつけたり、盗みを働いたり、女性に暴力を振るうといったことは決してなく、そのあたりの分別はしっかりと持った男。

情にもろい性格で、困っている人を見ると放ってはおけない優しい一面があり、特にそれがきれいな女性であると、行動に顕著に現れます。

そして、意外に神経質な性格で、久しぶりに帰省すると”とらや”に入りづらくなったり、誰が履いたかわからないような病院のスリッパや、床のホコリが気になったりと、潔癖な面も持ち合わせています。

そして、学がないわりになぜか文才があり、詩的な表現を使った情景描写が巧みです。

例えば、第1作のマドンナ・冬子に宛てた手紙には、中学校すら卒業できなかった人間が書いたとは思えないような文語調の丁寧な手紙を書いています。

拝啓、坪内冬子様

 久しきご無沙汰をお許しくださいまし。
 故郷柴又を出しより1年余り、
 思えば月日の経つのは早きもの。
 風の便りに妹さくら出産の知らせを聞き、
 兄として喜びこれに優るもの無く、
 愚かしき妹なれど私のただ一人の肉親なれば、
 今後ともお引き立てのほどお願い申し上げます。

 なお、私こと思い起こせば恥ずかしきことの数々、
 今はただ後悔と反省の日々を弟登と共に過ごしておりますれば
 お嬢様には他事ながらお忘れくださるよう
 ひれ伏してお願い申し上げます。

この手紙だけを見れば、学があり、育ちのしっかりした人が書いたというイメージが湧き上がってきますね。

そして第22作で、博の父親から今昔物語の話を聞いた寅次郎が、自らで脚色を加えて”とらや”の全員に説明するシーンでも、表現力の豊かさが垣間見れます。

ただし漢字の読みは、やはり小学生レベルで、封建主義を「ふうけんしゅぎ」と読んだり、喫茶店を「きっちゃてん」と呼んだりと、ところどころ学がないことを露呈してしまうようなシーンもあります。

そして、聞き間違えも甚だしいです。

例えば、

  • ナンセンス→なんでんしょん?(第10作、第19作)
  • 今昔物語→こんにゃく物語(第22作)
  • 田園調布→田園地帯(第23作)
  • ウイーン→湯布院(第41作)

いずれも常識の範囲内であれば、聞き間違えることのないようなレベルの間違いばかりです。

特に寅次郎は、英語やカタカナといった横文字が苦手なようです。

車寅次郎(寅さん)の生い立ちと略歴

車寅次郎の年齢は、作品が公開された年と照合してもうまくかみ合っていません。

例えば、1969年に公開された第2作「続・男はつらいよ」での寅次郎の年齢は38歳ということになっていますが、もし映画の公開年がそのまま作品にも反映されているとしたら、寅次郎の生まれた年は1931年になってしまいます。

そして、1973年に公開された第11作「寅次郎忘れな草」で、寅次郎の父親・平造の27回忌が行われていることから、寅次郎が10歳の時に他界したことになり、これもつじつまが合わなくなってしまいます。

ちなみに、平造の死因について作中で語られることはありませんでした。

そして、映画と小説の設定にもかみ合っていない箇所がいくつかあります。

例えば、寅次郎は13歳の時にすでに生みの母・お菊に会っており、その時に万年筆を母親からもらったというエピソードが、小説では書かれています。

つまり、第2作の映画で母親と38年ぶりに会ったという設定は矛盾していることがわかります。

なので、いろいろかみ合わない部分が出てきますが、1969年時点で寅次郎の年齢設定を38歳であったとして、そこを基準に略歴を作ってみました。

0歳・車平造とお菊との間の子として生を受ける。第26作「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」で提出した願書では、生年月日が1940年11月29日となっているが、山田洋次監督が書いた小説では、二二六事件が起きた1936年2月26日が誕生日となっている。
(ネタ元:第26作「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」、書籍「悪童(ワルガキ) 寅次郎の告白」)
6歳(?)・柴又尋常小学校入学
(ネタ元:第10作「男はつらいよ 寅次郎夢枕」)
・妹さくらが生まれる(寅次郎が小学校に上がる前に生まれた、とされている)
(ネタ元:書籍「悪童(ワルガキ) 寅次郎の告白」)
9歳・発疹チフスという伝染病にかかった兄・昭一郎が他界。
(ネタ元:書籍「悪童(ワルガキ) 寅次郎の告白」)
13歳・葛飾商業(中学校)入学
(ネタ元:第10作「男はつらいよ 寅次郎夢枕」)
・育ての母親・光子の体調が悪くなり、おいちゃんとおばちゃんが”とらや”に移り住むようになる。
・光子が他界。
(ネタ元:書籍「悪童(ワルガキ) 寅次郎の告白」)
14歳・突然、中学校に訪れてきた、産みの親・お菊と会う。
(ネタ元:書籍「悪童(ワルガキ) 寅次郎の告白」)
15歳・中学2年の時にタバコを吸っているのを父親に見つかり、薪ざっぱで頭を叩かれたことがキッカケで家出。
(ネタ元:第32作「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」)
・家出した時に妹の”さくら”が駅まで付いていき、餞別と言って寅次郎に”おはじき”を渡したというエピソード。
(ネタ元:第6作「男はつらいよ 純情篇」)
16歳・葛飾商業(中学3年)の時に校長先生(通称たぬき)に、「やっぱりお前は芸者の息子か、どうせ家じゃろくな教育してないんだろ」と言われたことに腹を立て、体育祭の時に校長先生の頭をこん棒で叩いて退学。
(ネタ元:第26作「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」)
27、28歳(?)・山形寒河江の駅前の食堂で働くお雪<最上順子(桜田淳子)の母>と出会う。
(ネタ元:第16作「男はつらいよ 葛飾立志篇」)
35歳・20年ぶりに”とらや”へ帰郷。
・奈良県で御前様の娘・坪内冬子(光本幸子)と久しぶりに再会。
(第1作「男はつらいよ」)
38歳・散歩先生の娘・坪内夏子(佐藤オリエ)と久しぶりに再会。
・実の母親・お菊と再会。
(第2作「続・男はつらいよ」)
39歳・三重県の湯の山温泉の女将・志津(新珠三千代)に出会う。
・三重県の湯の山温泉で番頭として働く。
(第3作「男はつらいよ フーテンの寅」)
・幼稚園の春子先生(栗原小巻)に出会う。
(第4作「新・男はつらいよ」)
・浦安の豆腐の一人娘・節子(長山藍子)に出会う。
・豆腐店「三七十屋(みなとや)」で働く。
(第5作「男はつらいよ 望郷篇」)
40歳・おばちゃんの遠縁の明石夕子(若尾文子)に出会う。
(第6作「男はつらいよ 純情篇」)
・静岡県のラーメン屋で太田花子(榊原るみ)に出会う。
(第7作「男はつらいよ 奮闘篇」)
・旅役者の坂東鶴八郎(吉田義夫)一座と出会う。
・柴又の喫茶店「ローク」で働く六波羅貴子(池内淳子)に出会う。
(第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌」)
41歳・福井で旅行中の高見歌子(吉永小百合)に出会う。
(第9作「男はつらいよ 柴又慕情」)
・柴又で美容院を始めた幼なじみの志村千代(八千草薫)に出会う。
(第10作「男はつらいよ 寅次郎夢枕」)
42歳・北海道の網走で旅回りの歌手・リリー(浅丘ルリ子)に出会う。
・北海道の牧場で働く。
(第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」)
・小学校時代の親友の妹で、画家のりつ子(岸惠子)に出会う。
(第12作「男はつらいよ 私の寅さん」)
43歳・島根県温泉津にある旅館の番頭として働く。
・島根県津和野で、夫に他界された歌子(吉永小百合)に再会。
(第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」)
・博がケガで通院した病院の看護士・木谷京子(十朱幸代)に出会う。
(第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」)
44歳・北海道函館のラーメン屋の屋台でリリー(浅丘ルリ子)に再会。
(第15作「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」)
・御前様の親戚の大学助手・筧礼子(樫山文枝)に出会う。
(第16作「男はつらいよ 葛飾立志篇」)
45歳・兵庫県龍野で芸者をしていたぼたん(太地喜和子)に出会う。
(第17作「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」)
・旅役者の坂東鶴八郎(吉田義夫)一座と再会。
・満男の産休教師・柳生雅子(檀ふみ)の母・柳生綾(京マチ子)に再会。
(第18作「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」)
46歳・愛媛県大洲市で鞠子(真野響子)に出会う。
(第19作「男はつらいよ 寅次郎と殿様」)
・長崎県平戸市で良介(中村雅俊)の姉・藤子(藤村志保)に出会う。
(第20作「男はつらいよ 寅次郎頑張れ!」)
47歳・さくらの同級生で幼なじみのSKDの踊り子・紅奈々子(木の実ナナ)に出会う。
(第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」)
・とらやで働くことになった荒川早苗(大原麗子)に出会う。
(第22作「男はつらいよ 噂の寅次郎」)
48歳・北海道登別市地獄谷温泉の大湯沼で入江ひとみ(桃井かおり)に出会う。
(第23作「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」)
・満男の英語塾の先生・めぐみ(林寛子)の母・圭子(香川京子)に出会う。
(第24作「男はつらいよ 寅次郎春の夢」)
49歳・沖縄でリリー(浅丘ルリ子)に再会。
(第25作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」)
・北海道奥尻島でテキヤ仲間・シッピンの常の娘・すみれ(伊藤蘭)に出会う。
(第26作「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」)
50歳・広島県呉市で浜田ふみ(松坂慶子)に出会う。
(第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」)
・福岡県久留米市でテキヤ仲間の常三郎の女房・光枝(音無美紀子)に出会う。
(第28作「男はつらいよ 寅次郎紙風船」)
51歳・京都でかがり(いしだあゆみ)に出会う。
(第29作「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」)
・大分県湯平温泉で螢子(田中裕子)に出会う。
(第30作「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」)
52歳・新潟県出雲岬の港で、演歌歌手・京はるみ(都はるみ)に出会う。
(第31作「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」)
・岡山県備中高梁にある蓮台寺の住職・石橋泰道(松村達雄)の娘・朋子(竹下景子)に出会う。
・蓮台寺の住職として働く。
(第32作「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」)
53歳・北海道釧路で風子(中原理恵)に出会う。
(第33作「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」)
・茨城県牛久沼で、富永健吉(米倉斉加年)の女房・富永ふじ子(大原麗子)に出会う。
(第34作「男はつらいよ 寅次郎真実一路」)
54歳・長崎県の五島で若菜(樋口可南子)に出会う。
(第35作「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」)
・東京都式根島で小学校の先生をしている真知子(栗原小巻)に出会う。
(第36作「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」)
55歳・福岡県飯塚で、旅役者の坂東鶴八郎(吉田義夫)の娘(芸名:大空小百合)・美保(志穂美悦子)に出会う。
(第37作「男はつらいよ 幸福の青い鳥」)
・北海道知床で老獣医・上野順吉(三船敏郎)の一人娘・りん子(竹下景子)に出会う。
(第38作「男はつらいよ 知床慕情」)
56歳・奈良県吉野の旅館で隆子(秋吉久美子)に出会う。
(第39作「男はつらいよ 寅次郎物語」)
・長野県小諸で女医・原田真知子(三田佳子)に出会う。
(第40作「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」)
57歳・オーストリアで観光ガイドをしていた久美子(竹下景子)に出会う。
(第41作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」)
・佐賀県で満男の恋人だった及川泉(後藤久美子)に出会う。
・同じく佐賀県で泉の叔母・寿子(檀ふみ)に出会う。
(第42作「男はつらいよ ぼくの伯父さん」)
58歳・柴又のとらやで泉の母・礼子(夏木マリ)に出会う。
(第43作「男はつらいよ 寅次郎の休日」)
・鳥取県倉吉市で及川泉(後藤久美子)と再会。
・鳥取で昔なじみの料亭「新茶寮」の女将・聖子(吉田日出子)に再会。
(第44作「男はつらいよ 寅次郎の告白」)
59歳・宮崎県油津で理髪店をしていた女主人・蝶子(風吹ジュン)に出会う。
・宮崎県日南市で及川泉(後藤久美子)と再会。
(第45作「男はつらいよ 寅次郎の青春」)
・香川県で葉子(松坂慶子)に出会う。
(第46作「男はつらいよ 寅次郎の縁談」)
60歳・琵琶湖畔で撮影旅行をしている主婦・典子(かたせ梨乃)に出会う。
(第47作「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」)
・鹿児島県加計呂麻島でリリー(浅丘ルリ子)に再会。
(第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」)

車寅次郎(寅さん)のプロフィールと生い立ちのまとめ

この記事では、映画「男はつらいよ」に登場する主人公・車寅次郎という人物について紹介してみました。

車寅次郎を演じた渥美清のプロフィール
■生年月日:1928年3月10日
■主な映画作品
『拝啓天皇陛下様』
『男はつらいよ』
『八つ墓村』
『幸福の黄色いハンカチ』
『キネマの天地』

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