第4作『新・男はつらいよ』では、旅の途中の茶屋、ハワイ旅行をめぐる羽田空港、春子先生が勤める柴又の幼稚園、水元公園の水辺が物語を彩ります。写真と地図を見比べながら、寅さんが歩いた場所をたどってみませんか。
この記事では、「寅さんと風景」の元ポストと登録済みマイマップを照合できる4地点を、登場場面・所在地・写真付きで紹介します。各ロケ地のすぐ下に、その周辺を拡大したマイマップを配置しました。
作品は1970年2月27日公開。栗原小巻さん演じる春子先生と寅さんの物語を、撮影場所から振り返るガイドです。この記事は、作品の全撮影地点を網羅した一覧ではありません。
第4作『新・男はつらいよ』のロケ地一覧|写真と地図
まずは全体の位置関係をマイマップで確認できます。この地図には、シリーズ全作品の登録済みロケ地が表示されます。拡大・縮小や移動をして、黒いピンから写真と説明をご覧ください。
地図を動かしたり拡大したりして、各ロケ地のピンを選べます。
紹介する4地点は、山梨県道志村と東京都内にあります。一覧の地名を選ぶと、そのロケ地の写真と詳しい説明へ移動できます。
地図の黒いピンを押すと、登録済みの写真や説明が表示されます。全作品共通のマイマップのため、周辺にある別作品のピンも表示されます。施設の代表点と、実際の撮影位置の違いは、各地点の「位置の扱い」でご確認ください。
| 地域 | ロケ地 | 登場場面 |
|---|---|---|
| 山梨・道志村 | 峠茶屋跡 | オープニングの茶屋 |
| 東京・大田区 | 羽田空港 | おいちゃん・おばちゃんとの空港の場面 |
| 東京・柴又 | 柴又帝釈天附属ルンビニー幼稚園 | 栗原小巻演じる春子先生の勤務先 |
| 東京・葛飾区 | 水元公園・水元大橋周辺 | 寅さんと春子が過ごす水辺 |
写真と地図でたどる4つの撮影地第4作『新・男はつらいよ』のロケ地
1.峠茶屋跡第4作『新・男はつらいよ』のロケ地

オープニングで寅さんが立ち寄る、おばあちゃんの営む峠茶屋。その撮影場所として元ポストが紹介しているのは、山梨県道志村の大渡水汲み場の横です。映画に映る湧き水と茶屋の位置関係が、場所を確かめる手がかりになります。
写真では、山あいの道沿いに建つ茶屋の姿が見られます。柴又でのにぎやかな暮らしに入る前に、寅さんが旅の途中で交わす短い会話に目を向けると、冒頭の風景も印象に残ります。
所在地:山梨県南都留郡道志村大渡・大渡水汲み場そば
登場場面:オープニングの茶屋
位置の扱い:大渡水汲み場を示す目安点です。元ポスト(2021年11月)では、茶屋の建物はなくなっていると紹介されています。当時の建物が現存する前提では案内していません。
黒いピンを押すと、登録済みの写真・ロケ地の説明を表示できます。
2.羽田空港第4作『新・男はつらいよ』のロケ地

おいちゃんとおばちゃんをハワイ旅行へ連れていこうとする寅さん。羽田空港は、その旅行話をめぐる場面のロケ地です。写真には、飛行機を背にした寅さんたちが写っています。
旅先の名所だけでなく、出発を待つ空港も映画の大切な舞台になっています。三人のやり取りと、背後に広がる当時の空港の様子を一緒に振り返ってみたい場所です。
所在地:東京都大田区羽田空港(東京国際空港)
登場場面:おいちゃん・おばちゃんとの空港の場面
位置の扱い:登録済みピンは現在の空港の代表点です。1970年当時のターミナルや、映画で三人が立っていた正確な撮影位置を示すものではありません。
黒いピンを押すと、登録済みの写真・ロケ地の説明を表示できます。
3.柴又帝釈天附属ルンビニー幼稚園第4作『新・男はつらいよ』のロケ地

栗原小巻さんが演じる宇佐美春子は、幼稚園の先生。元ポストでは、春子先生の勤め先として柴又帝釈天附属のルンビニー幼稚園が紹介されています。柴又の町と春子の日常をつなぐロケ地です。
とらやでの出会いから、春子に心を寄せていく寅さん。幼稚園の場面は、春子が子どもたちと過ごす時間や、寅さんの人柄を場所とともに思い出す手がかりになります。
所在地:東京都葛飾区柴又7丁目10-30
登場場面:栗原小巻演じる春子先生の勤務先
位置の扱い:元ポストに記載された施設の所在地を示しています。撮影当時の園舎の配置や、カメラの位置まで特定したピンではありません。訪問の際は園児や園の活動に配慮し、無断で敷地へ入らないようにしましょう。
黒いピンを押すと、登録済みの写真・ロケ地の説明を表示できます。
4.水元公園・水元大橋周辺第4作『新・男はつらいよ』のロケ地

寅さんと春子が過ごす水辺の場面は、水元公園のロケ地情報として紹介されています。写真は、二人がボートに乗る場面です。柴又の町中とは違う、ゆったりとした水面の風景が広がっています。
元ポストは、第1作や第18作でも使われた公園として紹介しています。掲載写真にはほかの作品の場面も含まれるため、ここでは第4作の春子との場面を選びました。作品を見比べるときは、同じ公園でも人物や撮影方向が違うことに注目してみてください。
所在地:東京都葛飾区水元公園・水元大橋周辺
登場場面:寅さんと春子が過ごす水辺
位置の扱い:マイマップでは「水元公園・水元大橋周辺(第1・4作)」という共通のピンです。公園・橋周辺の代表点であり、第4作のボートの位置や乗り場を特定したものではありません。
黒いピンを押すと、登録済みの写真・ロケ地の説明を表示できます。
公式サイトに掲載されているほかのロケ地第4作『新・男はつらいよ』のロケ地
松竹の公式作品ページには、羽田空港と道志村に加え、中京競馬場・川崎大師・由布岳もロケ地として掲載されています。第4作の旅の広がりを知りたいときに、併せて確認したい場所です。
今回の写真・詳細地図付きの案内は、元ポストとマイマップを照合できる上記4地点を対象にしています。公式掲載のほかの地点については、撮影位置や当時の施設との対応をここでは断定せず、公式作品ページをご案内します。
松竹公式サイトで『新 男はつらいよ』の作品情報・ロケ地を見る →
ロケ地巡りの前に確認したいこと第4作『新・男はつらいよ』のロケ地
映画の風景と現在の地図を照らし合わせるときは、撮影当時の建物・場所と、地図が示す現在の代表点を分けて考えると分かりやすくなります。羽田空港や水元公園のピンは、撮影したカメラの位置を示しているわけではありません。
道志村の茶屋跡では、元ポストに建物がなくなった旨の記載があります。また、幼稚園は観光施設ではありません。営業・公開状況や通行条件を事前に確認し、現地の活動や生活に配慮して訪ねましょう。
山あいの茶屋、旅への期待が膨らむ空港、春子先生の日常がある柴又、二人が過ごす水辺。場面ごとに写真と地図を見比べると、第4作の風景が少し違って見えてきます。
『新・男はつらいよ』のロケ地でよくある質問第4作『新・男はつらいよ』のロケ地
- 春子先生が勤める幼稚園はどこですか?
- 元ポストでは、東京都葛飾区柴又の柴又帝釈天附属ルンビニー幼稚園が紹介されています。この記事の地図は施設の所在地を示しており、園内の撮影位置や見学できる場所を示すものではありません。
- オープニングの峠茶屋はどこにありましたか?
- 山梨県道志村大渡の大渡水汲み場の横と、元ポストで紹介されています。2021年11月の投稿では茶屋の建物はすでになくなっているとされているため、記事では「峠茶屋跡」として案内しています。
- 水元公園のピンが「第1・4作」となっているのはなぜですか?
- 同じ公園を複数の作品で使用しているため、共通のピンとして登録されています。この記事では、第4作の春子との場面の写真を掲載しています。ピンは公園・橋周辺の代表点で、ボートの撮影位置は未特定です。
この記事の情報源と写真について
登場場面・所在地・地図は「寅さんと風景」の元ポストと登録済みマイマップを照合して構成しています。各画像のキャプションから元ポストを確認できます。水元公園は複数作品を扱う投稿のため、第4作の場面を選んで掲載しました。
作品名・公開日と公式掲載のロケ地は、松竹『新 男はつらいよ』公式作品ページを参照しています。施設の現況に関する元ポストの記述は、現在も同じ状態であることを保証するものではありません。